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第6回高校生小論文コンクール作品紹介
個 人 部 門
山田 広美  福岡県立明善高等学校
岡部 菜実子  熊本県立菊池農業高等学校
 與那覇 和恵  沖縄県立宮古島高等学校 定時制 
グループ部門
中下 詩織  中村 宗利  西村  翼
  布下 昇吾  濱本 拓磨
広島県立広島国泰寺高等学校
千原 恵里  河村 実紗  山口県立厚狭高等学校


 「今こそ大志を語れ」をテーマにした高校生小論文コンクールでは、 個人部門とグループ部門で、自分の未来や人生の夢、目標という身近なことから、 福祉、教育問題、環境問題などの社会的な提言に至るまで、 ジャンルを問わず、文章で綴る作品を、平成16年11月1日まで、募集いたしました。

 今回も、両部門で5,700編を超える作品が寄せられ、予備選考審査を経て、同年12月4日、福岡県柳川市の「御花」で開かれた最終審査会で、それぞれの部門の各賞受賞者が選ばれました。


●主催者のことば●
冲 永 荘 一  (財)生涯学習振興財団理事長

 「今こそ大志を語れ」と題して、1999年に第1回目のスタートを切った当コンクールも、今回で6回目を数えることとなり、現在では北海道から沖縄まで全国に亘る高校生の皆さんから数多くの作品が寄せられるようになりました。

 昨今、社会では教育も受けようとはせず、職に就かず且つその為の訓練も受けようとしない若者達が年々増加傾向であるといいます。彼らをNEETと称して、学問や職業観の変化だけにとどまらず、社会全体の構造の問題から生まれているとして、国はその対策を講じようとしています。しかし一方で、ここに寄せられた皆さんの文章の中に秘められた知性や溢れるエネルギーを感じることで、私たちの社会の将来はこのような負の現象を凌いで、まだまだ光り輝いていると心強く思われます。

 皆さんが作品で語られた全ての思いが成就し、私たちの社会の未来を活性化させ、より良いものになる事を願っています。また、今の目標もこれからの道のりで新しい出逢いや体験、自己研鑽により、さらにつぎの新たな大志となり、その大きな夢の実現に向かわれることでしょう。

 これからも、一人ひとりが自分にしかない個性を磨き上げ、自分で考え、判断し、行動する力を身につけ、夢の実現に向けて、皆さんの力が遺憾なく発揮できるように、更に研鑽を積まれることを期待してやみません。


●選 評●
第6回の審査にあたって
審査委員長 岡 田 啓 助(帝京大学文学部 日本文化学科学科長)

 平成16年12月7日の新聞各紙において、15歳対象の経済協力開発機構の国際調査の結果が一斉に報じられた。衝撃をうけたのは、41カ国の中で日本の15歳生徒の「読解力」が、8位から14位に低下したことだった。文章を熟読玩味して、内容を論理的に考え、自分の感想・意見を表現する能力が落ちたのである。「読む力」と「書く力」は表裏一体をなしており、両輪をフル回転させて国語教育を充実させる必要がある。

 このような時に、高校生小論文コンクールが第6回を迎えたのは、当を得た行事だからである。今年も、九州7県・山口県・広島県を中心として、全国から5,700余の応募があり、皆さんの心に触れることができて感謝している。環境問題を何とかしなければという皆さんの気持ちが、ひしひしと伝わってくる作品が多くあった。身近な題材を取り上げ、環境破壊がどのように行われ、それにどのように対処していくかということを、適確な材料を駆使して論理的な文章で表現しており、深い感銘を受けた。各人の体験から得た努力・苦労を基にして、将来に立ち向かっていこうとする勇姿を描いた作品にも感動した。

 次回においても、皆さんの多くの作品を読ませてもらえることを期待している。


●主  催/財団法人 生涯学習振興財団
●共  催/読売新聞西部本社
●後  援/福岡県教育委員会・佐賀県教育委員会・長崎県教育委員会・大分県教育委員会
      熊本県教育委員会・宮崎県教育委員会・鹿児島県教育委員会・沖縄県教育委員会
      
山口県教育委員会・広島県教育委員会・
      島根県教育委員会
●特別協賛/帝京大学・帝京大学グループ
●審  査/委員長:岡田啓助(帝京大学文学部 日本文化学科学科長)
      委 員:横倉弘吉(元福岡県教育委員会教育委員長)
          渕上雄幸(元福岡県青少年科学館館長、元福岡県教育委員会次長)
          橋本 浩(福岡県教育庁教育振興部高校教育課指導主事)
          渕上 章(読売新聞西部本社編集局次長兼文化部長) (敬称略・順不同)

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