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九電社長が値上げ可能性に言及、原発再稼働遅れれば

 九州電力の真部利応(としお)社長は21日、読売新聞のインタビューに応じ、業績悪化に伴う電気料金の値上げについて「秋頃には方向性を考えないといけない」と述べ、原子力発電所の再稼働が遅れた場合、今秋をめどに値上げの検討を始める必要があるとの認識を示した。福島原発事故後、値上げの可能性に言及したのは初めて。

 真部社長は「やらせメール」問題の責任を取り、3月末で社長を辞任するが、再稼働の遅れが及ぼす経営への影響について見通しを示したものだ。

 真部社長は「再稼働がいつになるかですべてが決まる」としたうえで、今秋を節目とする理由として「年内に動くのかどうかなど、他電力も含め、再稼働の状況が分かる」と説明。「(燃料費増で)原価が上がるのに値上げはダメだというのは、普通の経済原則からあり得ない」との考えを示した。ただ、「現時点で具体的な検討はしていない」とも強調した。

2012年2月22日  読売新聞)
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