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サガン鳥栖J1昇格、創設15年目で悲願達成

56分、ゴール前へのクロスに頭で合わせた早坂〈25〉=川口正峰撮影
J1昇格が決まりサポーターと共に記念写真に納まって喜ぶサガン鳥栖の選手やスタッフたち(3日、佐賀県鳥栖市のベアスタで)=中島一尊撮影

 サッカーのJリーグは3日に今季最終戦が行われ、J2のサガン鳥栖は、佐賀県鳥栖市の本拠地ベストアメニティスタジアムで、ロアッソ熊本と2―2で引き分け、勝ち点69で2位が確定、1997年のクラブ創設以来、初のJ1昇格が決まった。

 「今までやってきたことが出来ていない。走らないと勝てないぞ」。1点リードされて迎えたハーフタイムに、尹晶煥(ユンジョンファン)監督の声が響いた。目を覚ました鳥栖イレブン。本来の激しい動きがよみがえり、反攻に転じた。

 56分、DF磯崎のクロスに合わせ、MF早坂がジャンピングヘッドで同点ゴール。「いいボールが来たので、決めるだけだった」。再びリードされたが、76分には、CKから相手がクリアしたボールを、DF木谷が押し込み、追いついた。セットプレーからの得点も、鳥栖が得意とするところだ。

 開幕前には午前6時半から走り込むなど1日3度の猛練習をこなした。疲れが出るシーズン後半にチームが勢いづいた要因として、MF藤田は「きつかったあの練習の成果」と感じている。この日、2度もリードされながらしぶとく引き分けに持ち込んだのは、あきらめず走り切ったからだ。

 「すごい選手がいるわけじゃない。みんなでハードワークした結果の昇格だと思う」とMF岡本。最終戦を勝利で飾ることはできなかったが、鳥栖らしさを発揮して勝ち取った初のJ1昇格だった。

2011年12月4日  読売新聞)
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