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九大伊都キャンパス、部屋探しも狭き門

試験終了後、家族と一緒に部屋探しをする受験生。予約済みの人気物件が目立つ(26日)

 九州大合格を目指す受験生が、入学後に通う伊都キャンパス(福岡市西区など)の周辺地域で早くも部屋探しを始めている。空き部屋の選択肢は少ないといい、2次試験があった25、26日も受験生や保護者らが続々と不動産会社を訪れた。

 伊都キャンパスには、箱崎キャンパス(同市東区)の一部と六本松キャンパス(同市中央区)が移転。今春の入学定員は11学部の計2556人で、1、2年の間は全員が伊都に通う。

 九大によると、九大学生の7割前後が一人暮らしとみられる。一方、不動産管理会社「三好不動産」(同区)によると、JR九大学研都市駅や両隣の今宿、周船寺駅の周辺で、3月末までに空く予定の部屋は約600室という。

 同社の担当者は「需要が未知数なのに加え、不況の影響もあって、新築を控えたのではないか」と分析。別の不動産仲介業の店長も「伊都の近くは元々、物件が少ない上、昨年の移転でかなり部屋が埋まった」と説明する。

 いずれも合否判明前から物件を無料で予約でき、不合格だった場合のキャンセル料も取らないようにして、便宜を図っている。

 三好不動産が24日に九大学研都市駅前店に特設したブースには、3日間で109組が訪れ、83組が予約。掲示板の物件概要には「満室御礼」の赤い札が次々に張られていった。

 長男が受験中に部屋探しに訪れた山口市の介護士女性(45)は「通学しやすく、落ち着いて生活できる環境が一番大事。初めての一人暮らしは心配です」と親心をのぞかせていた。

2010年2月27日  読売新聞)
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