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参院選の投票案内送付忘れ、霧島市選管が690人に今月11日に投開票された参院選で、鹿児島県霧島市選管が、公示日前3か月以内に同市から転出した有権者約690人に、不在者投票の方法などを記した案内文を送っていなかったことが分かった。担当者が忘れていたといい、市選管は「有権者の大切な投票権を奪う結果になり、申し訳ない」と話している。 公選法によると、住民票を移して3か月以内の有権者は、転居前の住所の投票所に出向いて投票するか、転居前の選挙管理委員会から投票用紙を送ってもらい、転居先の投票所で不在者投票をする。 転居した有権者への案内文送付は、法令上の規定はないが、多くの選管が投票率を上げるために行っている。 霧島市選管には今月上旬、「案内文が届かない」などの苦情が相次ぎ、調べたところ送り忘れていたことが判明した。市選管は、問い合わせをしてきた有権者に投票用紙を速達で送るなどしたが、一部の有権者は遠隔地のため到着が開票日に間に合わなかったケースもあるという。 霧島市から4月、鹿児島市に転勤してきた会社員女性(36)は「与党の議席過半数確保に焦点が当たる中、ぜひ投票したかった」と残念そうに話した。市選管は不手際を認めたうえ、21日付で「多大な迷惑をおかけしました」と陳謝する文書を対象の有権者に送った。 (2010年7月28日 読売新聞)
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