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サルの群れ行動域を調査、食害相次ぐ小倉南

捕獲用のオリを設置する職員ら

 小倉南区でサルによる食害が相次ぐことから、同区役所はサルの群れの行動域の調査に乗り出した。捕獲したサルに発信器を付けて放し、群れの位置や行動ルートを特定し、出没する前に対策を講じやすくする。

 区役所によると、市内のサルの目撃情報は同区に集中し、ここ数年は年間150〜200件に上り、タマネギ、ダイコン、スイカなどの農作物が食い荒らされる被害が出ている。

 調査では、首につけた発信器から電波を受信して群れの位置を把握。毎日記録を取ることで、出没する可能性が高い地域を予測。事前に餌となる農作物を隠したり、追い払う準備をしたりして被害の軽減を図る。

 発信器を付けるサルを捕獲するため、小倉南区役所職員や地元住民らは同区井手浦の畑と休耕田の隣接地の計2か所にオリ(高さ70センチ、横60センチ、奥行き1メートル35)を設置。好物のサツマイモを仕掛けた。

 井手浦町内自治会の篠原政美会長(67)は「60匹くらいの群れで出没したこともあり、追い払うのも大変。今回の調査で少しでも被害が抑えられれば」と期待する。同区役所は「サルの群れの行動範囲を調べることで有効な対策を打ち出していきたい」としている。

2012年2月15日  読売新聞)



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