| 九州発 トップ | ニュース特集 | スポーツ特集 | 地域版 | 文化 | エンタメ | 自然・環境 | おすすめのイベント |
|
|
◆"奇跡"の在宅復帰2008年1月に交通事故に遭い、脊髄を損傷してしまったタカシさん――。一生寝たきりで車いすに乗ることさえ難しいと言われた重症でしたが、家族をはじめ、周りの多くの人たちに支えられて、福岡市内の自宅に戻ることができました。「リハビリ日記」は、タカシさん自らの言葉で、四肢まひのハンディキャップを背負って暮らす日々について語ってもらいます。関連記事は、ヨミウリ・オンライン九州発編集部が日記のテーマに沿った内容を取材し、補足しました。 【4月19日】自宅でのリハビリは?![]() ゆっくりと足の屈伸
![]() 手の指のトレーニング
![]() 人工呼吸器を外し、左右に首を回旋
私は生きていることすべてがリハビリだと思っています。 朝は、自発呼吸に始まって、朝食は出来る限り、人工呼吸器を使わずに食べることを毎日の目標にしています。 その後は起立台に立って、2曲口パクで歌うことと、あごで電動車椅子を駆動することです。でも毎日うまくいくわけではありません。 それからはパソコンです。あごの動きがうまくいかず、時間がかかることもしばしばです。 昼食はサチュレーションモニターをつけながら、ヘルパーさんにやってもらいます。サチュレーション(血液中に溶け込んでいる酸素の量)が下がらないように、鼻で呼吸しながら噛み過ぎないように食べ終えるのが目標です。 午後はパソコンの後、ストレッチを兼ねたリハビリがあります。週4日はマッサージ治療院の方が、残り2日は訪問リハの方が見えます。 前半は上半身のストレッチが中心で、その間出来る限り人工呼吸器を吸わずに呼吸訓練のつもりでやっています。 その後、自宅に戻ってからわずかに動くようになった手の指のトレーニングです。最初は親指だけでしたが、最近は残り4本も少し反応があるようで、本当にありがたいことです。 中盤は、足のストレッチと両足を蹴る運動です。特に、月・水・金・土のマッサージの方はこれがメインで、膝を蹴って、ふくらはぎに力を入れて伸ばし、最後に足の指を伸ばすのです。とは言っても、私はそこが動くのをイメージして、左右両足それぞれ20回を2セット行うのです。 動きは、その日の体調や気温などの環境にも左右されるようです。担当の方がその日の私の出来具合を声に出しながらやってくれるので、大いに励まされます。 終盤は、人工呼吸器を外して、左の肩から腕をストレッチし、腕を大きく回し、その後首を左右に回旋してもらいます。やはりマッサージの方の回旋が回数も多く、可動範囲も一番広いのです。 ただ、最後にマウスピースを直してもらうのですが、しっくりいかないことも多く、いつも申し訳なく思っています。たぶん私が神経質なだけだと思いますが……。 ちなみに、掲載の写真は木曜日の訪問リハの方の時の様子です。
(2012年4月20日アップ)
タカシさん 1960年生まれ。銀行の支店勤めをしていた2008年1月、帰宅中に道路を横断していて車にはねられる。脊髄の中でも最も脳に近い頸髄(けいずい)を損傷。自発呼吸もできず、手足の指さえ動かない四肢まひに陥ったが、2年6か月に及ぶ入院生活の中でリハビリを重ね、現在はNPPV(非侵襲的陽圧換気療法)を使って、自宅で療養生活を送っている。 NPPVとの出会い タカシさんは、現在、人工呼吸器の助けを借りながら自宅で暮らしている。事故で損傷を受けた脊髄の1番、2番は、脳に最も近い部位。まひは、呼吸に使われる筋肉にも及んだ。
(2012年2月29日)[続きを読む]
|
PR情報今月のPICK UPPR
運勢おすすめリンク |
| ▲この画面の上へ |
|
会社案内|
サイトポリシー|
個人情報|
著作権|
リンクポリシー|
お問い合わせ| YOMIURI ONLINE広告ガイド| 新聞広告ガイド| 気流・時事川柳(東京本社版)への投稿| 見出し、記事、写真の無断転載を禁じます Copyright © The Yomiuri Shimbun. |