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鬼のお陰で今年も元気、国東で修正鬼会

たいまつを持って舞う鬼とタイレシ

 国東半島の天台宗寺院に伝わる火祭り「修正鬼会(しゅじょうおにえ)」(国重要無形民俗文化財)が28日夜、国東市国東町の成仏寺で行われた。鬼にふんした僧侶たちが参拝客に火の粉を浴びせ、無病息災を祈った。

 約1300年前から続く旧正月の恒例行事。江戸時代までは国東半島内の20か所以上の寺院で行われていたが、次第に廃れ、現在は成仏寺と岩戸寺(国東市国東町)が1年ごとの交代で、豊後高田市の天念寺が毎年、行うだけになった。

 午後10時半頃、若い僧侶3人が本堂で鬼面をかぶり、酒を吹きかけられて鬼に変身。鬼を介添えする「タイレシ」役の住民とともに、火の付いたたいまつを持って、勇壮な舞いを披露した。その後、鬼が「無病息災、家内安全」などと唱えながら、たいまつの根元で参拝客の背中をたたき、加持祈祷(きとう)を行った。

 鬼に加持祈祷をしてもらった同市武蔵町の武蔵中2年、森結菜さん(14)は「4年前から毎年参加しているが、それ以来風邪もひいていない。今年も健康でいられそう」と話していた。

2012年1月30日  読売新聞)
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