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  初挑戦のポップアート風切り絵、門司港の個展で紹介


 切り絵「北九州モノクロの旅」の作者、小菅績憲(のりかず)さん(43)(北九州市小倉北区)の個展「ポップアートとしての切り絵」が18日まで、北九州市門司区東港町2のティールームセンガクで開かれている。「自分の新しい可能性を切り開きたい」と今回初めて制作に挑んだポップアート風の作品など約15点を出品している。

 小菅さんはこれまで、地元・北九州をはじめとする各地の風景や祭りなどを、細密な技法で写実的に表現してきた。昨年4月には、学生時代を過ごした米国で初の里帰り個展を開き、これらの作品が大きな反響を呼んだ。一方で、小菅さん自身も米国の生活・文化に改めて刺激を受け、帰国後「実験的に」アメリカン・ポップアート風の切り絵に取り組み始めたという。

 出品作は、1970年代に親しんだロック音楽を題材にした作品=写真=などで、「構図やバランスに頭を使った」という。米国の風景を描いた作品も合わせて展示している。

 ◇ティールームセンガク(093−321−6700、門司港レトロ地区・出光美術館裏の遊歩道沿い。水曜休み。地図はこちら

 ◆パドロニーニの支援芸術家に選ばれる

 「北九州市の若い芸術家を育む会・パドロニーニ」の支援芸術家選考会が8月27、28日、同市八幡東区の八幡市民会館で開かれ、8人の候補者の中から小菅さんが今年度の対象者に選ばれた。

 パドロニーニは、草の根レベルで市の文化向上に貢献しようと活動している民間団体。1997年以降、会員一人一人が毎年1万円の会費を出し合い、選考会で選んだ芸術家に奨励金を贈り、活動を支援する取り組みを続けている。

 小菅さんは「選考会場に立った時点で自分の受賞はないとあきらめていた。まさか選ばれるとは思いませんでした」と喜んでいた。

2011年9月9日  読売新聞)
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