
インフルエンザ予防接種は何歳から
インフルエンザのシーズンになってきました。治療薬のタミフルの異常行動が問題になったので、子どもに予防接種をしたいと思うのですが、乳幼児では、何歳ぐらいから接種できるのでしょうか。その際の注意事項がありましたら。
6か月以降から可能
6か月以降から受けることができます。1歳以上6歳未満の幼児では、20〜30%の感染阻止効果があったとの報告があり、感染しても軽症ですむことが多いと考えられます。
1歳未満では効果は明らかではありませんが、米国では6か月から24か月までは重症化する恐れがあるので予防接種を勧めています。
鶏卵で増殖させたウイルスからワクチンを作るので、卵アレルギーの人に発疹(ほっしん)や咳(せき)、喘鳴(ぜんめい)、呼吸困難、下痢、嘔吐(おうと)、血圧低下などのアナフィラキシー様症状が表れることがあります。
厚生労働省の調査で2005年4月〜06年3月までの1年間に、102人で副作用が見られています。肝機能障害14人、発疹11人、ショック・アナフィラキシー様症状10人、発熱10人、急性脳症による筋肉の硬直など後遺症が残ったのは4人と報告されています。
副作用は10歳未満、70歳以上に多いものの、年々減少しています。
福岡新水巻病院小児科医師 白川嘉継