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篤姫 周南に泊まっていた!地元の庄屋家文書で確認


公開されている岩崎家文書の記述部分

 天璋院篤姫が江戸へ上る際、山陽道の宿泊所「福川本陣」(現・周南市)に泊まったことが史料で確認された。周南市教委所蔵の「岩崎家文書」に記されていたことが、市教委と新南陽郷土史会の調査で判明した。同文書は2月13日まで、市新南陽民俗資料展示室で開催中の特別展示「篤姫と福川本陣」で公開されている。

 岩崎家は同市新南陽地域の庄屋で、通達などを書き写したものを保管していたという。昨年の篤姫ブームを受けて、同会の研究家らが岩崎家文書を調査。篤姫が薩摩から将軍家に輿入れするにあたり、徳山藩が地元の庄屋らに布団などの寝具を用意するよう命じた1853年(嘉永6年)9月5日付の通達の写しが見つかった。

 通達には「薩摩中将様御娘御参府として、来ル九日(中略)同晩福川町御泊」と記されている。「薩摩中将様」は島津斉彬、「御娘」は篤姫で、「福川町」が当時、参勤交代などの宿泊所として使われていた福川本陣を示しているという。

 これまで、県文書館所蔵の「毛利家文庫」にも、薩摩藩から徳山藩に対する通知で、9月10日の予定だった篤姫の宿泊が9日に変更されたとの記述はあったが、福川本陣の宿主が残した「福田家文書」ではこの時期の記録が欠落していた。資料展示室の西村修一社会教育指導員は「篤姫が福川本陣に宿泊した史実が、地元の文書でも裏付けられたことは意義深い」と話している。

 特別展では、ほかに篤姫の年譜や関連記事なども展示。開催は、月、水、金曜日。入場無料。問い合わせは、資料展示室(0834・63・2506)へ。

2009年1月21日  読売新聞)
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