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熊本城マラソン1万人疾走、男子1位は地下翔太さん

熊本城をバックに勢いよくスタートするマラソンの参加者たち

 熊本市の政令市移行を記念した「第1回熊本城マラソン」が19日、中心市街地を発着点とするコースで開かれた。マラソン、30キロ、4キロの3種目に県内外から約1万人が参加。小雪が舞う中、それぞれのペースで元気に駆け抜けた。マラソンの県勢は、男子で球磨村職員の地下翔太さん(23)が1位、女子では大津町室の会社員前田淳子さん(49)が2位に入る活躍を見せた。

 日本陸連登録者を対象とした競技性の高い30キロは同市通町の電車通り(県道)を発着点に、マラソンと4キロは電車通りをスタート、熊本城・二の丸広場にゴールするコース。午前9時、気温2・5度という寒さの中、30キロ、マラソン、4キロの順に号砲が鳴った。

 マラソンには8962人が参加。自己記録更新を目指し懸命の形相で走るランナーがいる一方、県のPRキャラクター「くまモン」のかぶり物をかぶったり、アニメのキャラクターに(ふん)したりして沿道をわかせる参加者も。約93%の8342人が完走した。

 男子1位の地下さんは目標の2時間20分には及ばなかったが、市民ランナーとしては好タイムの2時間23分41秒。「左足をねんざし不安を抱えての出場だった。最後の坂道がきつかったが、2人の娘がテレビで応援してくれていたので、あきらめてはいけないと思った。来年こそ、目標タイムを切りたい」と語った。

 女子2位の前田さんのタイムは2時間58分31秒。普段から貧血体質で、この日は病院で注射を打ってもらって出場。「坂道が多いと聞いていたので、体力を温存しながら走ったのがよかった。沿道から多くの応援もあったせいか、あっという間に走りきることができた」と笑顔を見せた。

2012年2月20日  読売新聞)
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