絆のミニ仏壇100基、八女市が石巻市に寄贈
宮城県石巻市の亀山市長に職人手作りのミニ仏壇を贈る三田村市長(右)(八女市提供)
仏壇の生産地の八女市が、東日本大震災の被災地支援のために「八女福島仏壇仏具協同組合」(組合員38人)が作ったミニ仏壇100基を宮城県石巻市に寄贈した。昨年12月、組合が同県東松島市へ贈った20基に続く寄贈で、三田村統之市長が届けた。
ミニ仏壇は、高さ30センチ、幅22センチ、奥行き18センチ。仮設住宅などで暮らす被災者が省スペースでも置ける大きさに考えられている。昨年9月、同県塩釜市のボランティア団体が組合に仏壇の提供を要請し、職人5人が20基を手作りし、同12月に東松島市の被災者に配られた。
被災地では津波などで仏壇や位牌を失った被災者も多い。石巻市からも同様の要請が八女市にあり、市が組合に追加製作を頼んだ。職人約20人で100基を作り、市が170万円で買い上げ、現地に寄贈した。
三田村市長は今月10、11日に石巻市を訪ね、八女市職員が「絆」の文字の周りに折り鶴をハート型に貼って作った応援パネルとともに贈った。
亀山紘・石巻市長は「遺族は大変な状況にあるが、喜んでいただける。今回の災害で、人と人との絆の大切さを改めて感じている」と謝辞を述べたという。
(2012年1月17日 読売新聞)