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読み聞かせロボ「二宮くん」 吉四六さんスラスラ朗読

ページを繰ってもらいながら、台にセットされた本を読み上げるロボット「二宮くん」

 若松区の早稲田大情報生産システム研究センターの鎌田清一郎教授らが、本の読み聞かせロボットを開発、11日に小倉北区の西日本総合展示場で始まった「ロボット産業マッチングフェア北九州」で初公開した。

 ロボットはセンターと北九州高専、中国・上海交通大が約1年半をかけて共同開発したもので、高さ約1メートル、重さ約25キロのアルミニウム製。頭部に内蔵したカメラとコンピューターで、台にセットされた本の漢字とひらがな、カタカナを判読し、合成音声で読み上げる。対応できるのは小学校低学年並みの計約2300字で、句読点に合わせて音声を区切ることもできる。

 背中にパソコンなどを収納した姿が、まきを背負って本を読む二宮金次郎の銅像に似ていることから、名前は「二宮くん」。会場では昔話「吉四六(きっちょむ)さん」を滑らかに朗読し、見学者らを驚かせた。鎌田教授は「近い将来は感情を込めて読み上げられるようにし、子供やお年寄りへの読み聞かせに活用したい」と話していた。

 フェアは全国の大学や研究機関、企業などでつくる北九州ロボットフォーラムの主催で、うち29団体の最先端技術や研究成果を紹介。会場では西日本総合機械展、ふくおか産業技術振興展など四つの展示会も同時開催されている。

 いずれも13日まで。専用のホームページ(http://www.convention-a.jp/kikai/)に事前登録すれば入場無料。問い合わせは西日本産業貿易コンベンション協会(093・511・6800)へ。

2009年6月12日  読売新聞)
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