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![]() ボランティア駅員活躍 門司港レトロ観光列車![]() 笑顔で接客するボランティア駅員の柏原さん(中央)
土、日曜などに門司区の門司港レトロ地区を走る観光トロッコ列車「やまぎんレトロライン」で、運行を補佐するボランティア駅員が活躍している。4月26日の開業時は10人だったが、口コミで全国から鉄道ファンらの参加が相次ぎ、25人に増えた。献身的な働きぶりに運行会社の駅員も「大切な戦力」と歓迎している。 ボランティアは安全確認などの研修を受け、各自のスケジュールに合わせて都合がつく時間に“出勤”する。客の乗車・降車の確認、ホームや車内への案内が主な仕事だ。25人は22〜68歳の男女で、ほとんどが北九州市、山口県下関市からだが、茨城や神奈川、広島各県からの登録もある。 ボランティアグループのリーダー、会社員柏原進さん(40)(門司区東本町)は「あこがれの鉄道員になれて夢のよう」と話す。開業以来、ほぼ毎週通っており、客の乗降の際には「お足元に気を付けて下さい」などと声をかけ、記念撮影の求めにも気さくに応じている。 横浜市の歯科医師小嶋允郎(まさお)さん(29)は、5月から月2〜4回のペースで活動している。日帰りすることが多く、旅費も当然自腹だが「接客の経験を患者への対応に生かしたい。お金には代えられない」と話す。 ボランティアは空いた時間に車内を掃除したり、安全運行に注意を払うよう互いに声をかけ合ったりしており、運行会社の平成筑豊鉄道(福智町)の社員も「社員並みの働き」と太鼓判を押す。開業以来事故は起きておらず、同社は延べ10時間以上働いてくれたボランティアにお礼として制帽などを贈っている。 柏原さんは「多くの人にボランティアを体験してほしい」と参加を呼びかけている。問い合わせは同社門司港事業所(093・331・1065)へ。 やまぎんレトロライン JR門司港駅そばの「九州鉄道記念館駅」と関門海峡を望む「関門海峡めかり駅」間の2・1キロを10分間で結ぶ。施設を北九州市が保有、運行を平成筑豊鉄道が担う「上下分離方式」で春〜秋季に運営する。年内の運行は11月29日まで。乗客数は25日、18万人を超えており、年間採算ラインの10万人を上回っている。 (2009年10月27日 読売新聞)
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